議会報告 2020年3月25日

令和元年度・2年度補正予算

 令和元年度補正額6億7,838万円。令和2年度補正額2億8,300万円。総額9億6千万円あまり。

 いずれも新型コロナウイルス感染症に関する緊急的な対応として計上され全会一致で可決された。

 医療機関や福祉施設等への衛生用品購入(マスク、消毒液など)に係る助成、PCR検査機器の追加導入、感染の拡大に備えて入院用の病床を確保する場合の医療機関に対する助成などが計上された。

 備えに“これで十分”はない。「換気の悪い密閉空間」、「多数が集まる密集場所」、「間近で会話や発声をする密接場面」という三つの条件が同時に重なる場を極力避けることが感染拡大防止の手立てのひとつ。

 一方で活動の自粛によって大きな影響を受けている事業者もいる。経済対策を遅滞なく講じていかなければならない。

 県の制度融資で「新型コロナウイルス感染症対策枠」(保証料負担あり)に加えて「危機関連枠(新型コロナウイルス感染症対応)」(保証料負担なし)が追加されている。対策枠から危機関連枠への乗り換えも可能だ。

 感染拡大が続いている地域もある。日常生活と経済活動への影響を最小限に、そして感染拡大防止に最大限の努力を払いながら動向を注視していきます。