活動報告 2020年2月22日

「雄物川下流河川激甚災害対策特別緊急事業」着工式

 雄物川では平成29年7月及び8月に発生した豪雨による甚大な被害への緊急的な対応として平成29年度より河川掘削や堤防整備を実施しています。事業期間は概ね5年間で築堤や嵩上げ、輪中堤等の整備を行い河川の氾濫による家屋の浸水害を解消しようとするものです。事業費は約218億円(上流・下流域)、事業期間は平成29年度から令和4年度まで。

 今日は、雄物川下流9地区の着工式が開催され参加してきました。 治水対策、堤防・構造物設計に始まり、用地調査、用地補償を経て工事着手という工程になっています。一日も早い完成を望んでいます。

 今でも思い出すのは、当時「雄物川が氾濫した」というニュース。一瞬耳を疑いました。私の住む秋田市北部でも新城川や馬踏川で水害が発生。床上浸水や田んぼが水没し自然の猛威を目の当たりにしました。

 防災・減災にこれで大丈夫はありません。月並ですが日頃から備えあれば憂いなしを 心掛けていくことの大切さを改めて気づかされた一日でした。