聖域なし‼みんなで秋田を良くしよう!

 秋田には人口減少対策や事業承継(担い手育成)をはじめとした様々な課題が山積しています。どれも一朝一夕に解決できるものではありません。
しかし、決して悲観することなく、縮むことなく秋田の強みを引き出し、愛する秋田の未来を創っていきたいと考えています。
それはとりもなおさず子育て世帯が安心して産み育てることができる環境づくり、若い世代が活躍できる環境整備にほかなりません。そのためにも若者の雇用や子育て支援の充実を図りながら一歩一歩前に進んでいきます。

こころざし

 私が生まれ育った外旭川、私の成長を見守ってくれた、ふるさと秋田は私のかけがえのない宝であり誇りです。
 高校卒業後、東京で過ごした4年間の大学生活で、より思いを強くしたのが「ふるさと秋田」への望郷の念でした。
 学生生活での4年間はそれなりに有意義ではありましたが、卒業後は秋田に帰り、秋田で働きたい、秋田を良くしたい、その一心で迷うことなく秋田に戻りました。まだ若く具体的に何かをやり遂げよう、というよりもただ秋田で役に立つことができればという思いが強かったように思います。
 社会人としての第一歩は「地域共栄」を掲げる地元の金融機関でのスタートでした。
29年間、銀行マンとして秋田県内外を飛び回りたくさんの方々から様々なご教示やご相談、ご要望をいただき微力ながらもその実現に尽力してきました。その経験を活かしより広い立場で、より県民的な見地で秋田に貢献したいとの思いが膨らんできました。
 そしてそれまで踏み入ることのできなかった“県政”という土俵で秋田を良くしていきたいと切に思い、“聖域なし‼みんなで秋田を良くしよう!”の精神で改革にチャレンジすることを決意しました。
 人口減少をはじめとしたさまざまな課題を抱える秋田ではありますが、決して悲観することなく、減っていく姿に合わせた秋田を創造しつつ、必要な対策に知恵を絞る姿勢が肝要と考えています。
 秋田にはまだまだ伸びしろがあります。その可能性を信じ、モノの多様性と柔軟な発想に着目し、「新しい秋田」を創るという覚悟で邁進していきます。
今後とも皆さまのより一層のご指導を賜りますよう心からお願い申し上げます。