議会報告 2019年11月7日

10月議会最終日

 平成30年度秋田県歳入歳出決算の認定については賛成多数(賛成41、反対1)で採決されました。

  また、秋田県公安委員会関係手数料徴収条例の一部を改正する条例案(運転免許試験手数料、免許証交付手数料等を減額するもの)は満場一致で採決されました。

 10月17日に始まった10月議会も今日が最終日。部局別審査、総括審査を経て決算認定となりました。

 以前、国から出向してきたキャリアの部長と話したことがあります。「決算」と「予算」、どちらが大事?と。彼は「予算」と言い、私は「決算」と答えました。どちらも重要なものに違いはないのですが、この時、限られた予算をどう振り分けるかに腐心する行政と、民間(銀行)で過去の決算を読み解き次年度に生かす、あるいはリスク管理に腐心してきた自分との違いを垣間見た気がしたのを覚えています。

確かに「決算認定」が否決されても、過去のことですから県政の運営上に支障はありません。それも「決算」の注目度が低い理由のひとつかもしれません。

 しかし、今年度、議会選出の監査委員になり、昨年度の決算審査をしてみると、まだまだ奥は深いものがあることがよくわかった次第。“どちらも大事”が正解なのかもしれません。

明日の朝刊も「予算」の扱いよりは小さいだろうなぁ、と想像はしてますが…