議会報告 2020年3月5日

新しい高校入試制度

 今日は高校入学試験日。受験生の皆様大変お疲れさまでした。

 2月議会の委員会審査が大詰めを迎えています。受験日に合わせたわけではありませんが、教育公安委員会で新しい公立高等学校入学者選抜制度の素案が示されました。主な変更点は以下のとおり。

・現行の前期選抜の趣旨を継承する特色選抜と、一般選抜を合わせて新たな募集区分(一次募集)として実施する。

・1次募集は3月上旬の同一日に実施する。

・1次募集においては、全ての受検者に同一の5教科(国語、社会、数学、理科、英語)  の学力検査を実施する。

・調査書の各教科の評定については、これまで中学校3年次の評定のみを用いた選抜を行ってきたが、新しい入学者選抜制度では、義務教育段階での学びの成果を適切に見取るため、中学校1年次~3年次の評定を用いた選抜とする。

・1次募集の合格者数が募集定員に満たない学科においては、現行制度同様に3月下旬に2次募集を実施する。

 新制度の実施時期は、令和5年度公立高等学校入学者選抜(令和2年度中学校1年生が受検する入学者選抜)から実施することになっています。

 3月下旬に新制度を公表し、4月以降各学校へ周知されます。

 私達の世代が高校受験をしたのは今から40数年前。当時は国語(作文含む)、数学、英語の3教科でした。それだけでも悪戦苦闘していたような気がします。おそらく学力日本一の今の世代と比べれば学力には雲泥の差があったかも……。

 時代が変わり制度が変わっても未来に向かって力強く歩む若者たちに期待してます。