随感随筆 2013年11月13日

秋のスペシャル合同研修

 3つの団体の共催により3名の講師をお招きして勉強会が開催された。講師と演題は、㈲新鮮組代表取締役の岡本重明氏による「TPPにおける日本の農業の可能性」、濱本マーケティング事務所代表の濱本忠直氏による「まちづくりの現状と商業活性化のポイント」~中心市街地商店街の生き残り~、K マーケティングオフィス代表の小林真治氏による「月島の変遷と商店街」。
 独特な語り口の岡本氏。「原材料供給では負ける、商品供給で勝つ」という言葉が印象的だった。地元の食材とコメを使った弁当を冷凍して輸出する「ふるさと弁当構想」。伝統食文化を価値として体現する取組み。是非広まって欲しいものだ。
 濱本氏の商店街生き残りでは、商店街の個店がそれぞれ個性ある逸品を提供する「一店逸品運動事業」、小林氏の商店街・小規模小売の生き残る道では、肉屋のソーセージ製造、八百屋の玉ねぎ氷販売を例に製造販売など独自価値を作れる店の必要性を。問屋から仕入れて売るのでは競争力は持てない、などなど。
 4時間半、ほとんど座りっぱなしではあったが眠くならなかった。久々にいい話が聞けました。