
随感随筆 2016年2月7日
地方創生に向けて
6日は終日、講演やパネルディスカッションに足を運んだ。午前中は石破地方創生大臣の講演。人口減少を見据えた国のビジョン等について約1時間。
質問コーナーでは、せっかくの機会でもあり手を挙げた。
「地域経済分析システム(リーサス)」を地方創生戦略策定に活用すべく、中小企業に関するビッグデータにも我々がアクセスできるよう国でも配慮して欲しい旨を進言。
石破大臣は、データ公開のハードルはあるものの、その必要性を認め、何とかできないものか、現在検討しているとのこと。
実現に期待したい。新たな切り口で、新たな発想が生まれるきっかけとしたいものである。
午後は、「知(地)の拠点大学による地方創生事業(略称 COCプラス事業)」のキックオフイベントへ。ここでも、石破地方創生大臣の基調講演。テーマは「地方創生を進める上で高等教育機関に期待するもの」。
基調講演のあと、シンポジウムでは「超高齢・人口減少社会における若者の地元定着の促進と若者の育成」~学生の地元就職率10%アップを目指して~がテーマに。
コーディネーターは秋田県立大学長。パネリストは、秋田県知事、秋田商工会議所会頭、秋田銀行頭取、北都銀行頭取。
同じく、秋田大学、秋田県立大学、秋田工業高等専門学校、国際教養大学、秋田公立美術大学、日本赤十字秋田看護大学の学生たち20数名もパネリストとして参加。若者から刺激もいただきました。
いつも思うのは、今どきの学生は立派だな、しっかりしているな。自分の学生時代に比べてはるかに。
『恋するフォーチュンクッキー』の一節にある、「未来はそんなわるくないよ」
きっとそうなることを信じている。
最後は、学生サークル「よさとせ歌舞輝」の演舞で華やかに締めくくった。