
随感随筆 2020年4月30日
協力金と補正予算
今日から県が支給する協力金の申請に必要な書類が「美の国あきたネット」や県庁第二庁舎、各地域振興局で入手可能となった。
申請受付期間は令和2年5月7日(木)から6月15日(月)まで。支給は5月中旬から順次開始となる予定。
どんな感じか、秋田地域振興局の玄関ホールに行ってみた。ポスターと箱が三つ。箱の中にはホッチキス留めした書類。
たまたま、書類を取りに来た男性が「マイナンバーカードが必要なんだよな」とつぶやいた。…? 勘違いだろうと思い、必要ないはずだよと話した。
10万円の定額給付金ではマイナンバーカード所持者向けのオンライン申請方式があるので混同したかもしれない。
5月7日に設置されるボックスに書類を入れに来ればいいんだなと、自分に言い聞かせるようにして帰っていった。
玄関脇の守衛室に聞いてみると結構足を運ぶ人がいるらしい。関心の高さがうかがえる。
国の補正予算が成立した。
一般会計総額は25兆6,914億円(赤字国債発行額23兆3,624億円)。
全国民一律10万円給付。
中小企業200万円、個人事業主100万円を上限とする持続化給付金。
休業協力金に活用できる臨時交付金1兆円。(いわゆるコロナ交付金)
児童手当一人当たり1万円給付金など。
ここ2~3日、ステイ・ホームに力?を入れて過ごした。これほど国会中継を長時間見た記憶はない。今回は満足度はともかくスピード感が求められた補正予算。緊急事態宣言も延長が確実な状況。これで終わりとはだれも思っていないだろう。さらなる支援が必要だ。雇用調整助成金制度の運用拡大や家賃補償等々。
この際、財政健全化にはしばし目をつぶろう。赤字国債やむなし。
休業要請と休業補償はまだまだ続く。せめて10兆円のコロナ交付金が欲しい。
3.11復興税を教訓にすれば返す手立てはあると思うのだが…
